■インディジョーンズ週間
人生の区切りに見る事にしているインディジョーンズ。
今週は4本ドドドと見ました。

つい最近見たクリスタルスカルよりも、
何年も前に見た3本の方が覚えているというのは不思議で面白い。

クリスタルスカルは見た当時は、
えーエイリアンのお話やんか！SFやんか！と
若干ガッカリしたもんだったけど、
今になって見ると意外とそれもアリ。

そして最初の3本は時系列が２、１、３となっているので
その事を意識しながら続けて見るとまた感慨深い。
１のマリオンが４にも出るのはたまらんね。
チラっとアークが映ってたし！

当時CGが無いのに、色々な特撮が駆使されていて、
最近のCGの何というか解像度が高いだけの薄っぺらい映像に
比べて趣きがあってよい。
特にマットペインティングなんかかなりグっと来る。

お話も、とにかくご都合主義のスーパー茶番劇。
改めて、この茶番が大好きだという事がハッキリわかった。
カメラワークも独特で、目のあたりだけに光が当たって
カメラごとグっと寄る例の映像は何度見てもゾクゾクする。
テンポが物凄く良いのよね。
映像がゴチャっとしてなくて、情報過多になっていない。

表面上のオリエンタルな雰囲気がたまらなく好きだったけど、
こうやって細かい良い部分の積み重ねだった事がその時その時
発見できて、幸せでした。

作品の魂は細部に宿る。まさにこれ。