■五平餅
何を思ったか突然思い立って、母親からレシピを聞き、
会社を休んで五平餅を作る。
さばの水煮とくるみをすり鉢ですり、しょうゆとさとうで味付け。
ごはんをこねて棒につけ、タレをかけて木炭で焼く。
文字にすると簡単だが木炭とか道具など色々と用意する
だけで大変!半日かかった。
狭いベランダで2時間程じっくりと焼きながら頂く。
タレが木炭に落ち、独特の香りが。
とてつもなくおいしい!!
この香りは遠い記憶と結びついている。
旅行に行った時なのか、
祖母の家に帰省していた時なのか、
とにかくノスタルジックな香りだ。
裏の森からほんのりと涼しい風が吹き、
遠くで虫の声が聴こえる。
いつもは洗濯物で溢れている部屋に机を置き、
家族でわいわい言いながら非日常的な夕飯。
ゆったりとした素敵なヒトトキでした。